【調査分析】ストレスの改善は企業業績の向上につながるのか? ~「上場企業のストレスと企業業績」に関する調査結果を公開~ (3/5ページ)
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メンタルヘルスと企業業績の向上の因果関係とは
社員のストレスの改善と企業業績の向上の間には、複雑な要因が相互に影響しあっていることは明らかで、その全貌を明らかにするのは簡単ではありませんが、上記の分析から、メンタルヘルスの向上が企業業績と正の関係にあることが示唆されました。他の健康経営に関する取り組みと同様、その重要性が裏付けられたとも言えます。
健康経営施策が企業業績に如何にして影響を及ぼすのか、については、前述の経済産業省 「健康経営の推進について」において、以下のように整理されています。
①個人の心身の健康状態の改善による生産性の向上
②組織の活性化によるエンゲージメントの向上や離職率の低下
③企業のイメージアップ・ブランド価値の向上やリクルート効果、顧客満足度の向上等による企業価値の向上
今回の試算から、メンタルヘルスの問題は企業のリスクマネジメントという観点に留まらず、業績向上にプラスの影響を与える可能性が高いことが示唆されました。今後もピースマインドでは、メンタルヘルスがどのように個人・組織のパフォーマンスに影響を及ぼしていくのか、またメンタルヘルスに影響を与える要因についても、継続して研究を進めていく予定です。
*1 健康経営は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。