リーダーが必ず知るべき顧客との関係を強めるための新たな「メッセージモデル」 (1/5ページ)

新刊JP

対談を行った神田昌典氏(左)と権田和士氏(右)
対談を行った神田昌典氏(左)と権田和士氏(右)

PASONAの法則は間違っていた―――。
マーケッターならば誰もが知っているセールスメッセージモデル「PASONAの法則」。実はこの法則は、顧客流出の原因になっていた。そう聞いて、誰もが耳を疑うだろう。しかし、実際そうなのである。

サブスクリプション・エコノミーの時代において、契約の更新や値上げ、アップセルはビジネス拡大において必要不可欠な要素だ。また、こちらに非があったときの謝罪は一歩間違えれば契約解除どころか炎上リスクもある。

では、こうした場面において、営業担当者はどんなメッセージを発するべきか。
『ストックセールス 顧客が雪だるま式に増えていく最強のフレームワーク「4つのメッセージモデル」』(エリック・ピーターソン、ティム・リーステラー著、神田昌典、リブ・コンサルティング監修、福井久美子翻訳、実業之日本社刊)にその答えが書かれている。

今回は監修者の神田昌典氏と権田和士氏(リブ・コンサルティング)が、新たなメッセージモデルを身につけることの重要性について対談を行った。今回はその後編である。

(新刊JP編集部)

対談前編を読む

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権田:ここまでの神田さんのお話を聞いていて、これまでの営業と顧客の関係は2つだけだったように思いました。男女関係の例になりますけど、刺激ばかりのなかなか落ち着かないカップルと、ダラダラと関係を続けちゃうカップル。この2つだけだったのだと。

スタートアップはチャレンジャーですから常に顧客に新しい刺激を与え続けようとしますし、大企業を中心とした顧客と関係性ができている企業は、現状維持の関係を続けていて、何かあったら謝罪をして、値上げをして、というような。

でも実は関係はその2つだけではなくて、状況に応じて新しいメッセージモデルを使い分けていくことが大事だということが伝わっていくと良いかなと。

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