「家族を支えるため、新聞配達に励んだ小学生時代。辛い思いばかりだったが...忘れられない朝の出来事」(大阪府・70代男性) (2/3ページ)

そんな辛い思い出の多い新聞配達ですが、ひとつだけ忘れられない、いい思い出があります。
12月25日、朝刊を配っていた時のことです。
ある家の郵便受けに新聞を投函しようとすると、投函口に貼り紙がしてありました。
そこには、
「配達員のぼくへ。いつも新聞を配達してくれてありがとう。感謝の気持ちばかりのものですが、下の箱を持って帰って、お家で食べてください」
と記してあり、クッキーの入った箱が置いてありました。
一瞬驚いたものの嬉しくて......その時は、お礼も言わずに持って帰りました。
貧乏な子供の私は、昨夜がクリスマスイヴだったことを知りませんでした。家に帰ってから親に教えられました。
大人になって、あの時にきちっとお礼を言えば良かったと後悔したり、恥じ入ったりしていますが、「ありがとう」の気持ちは今も心の中にずっと残っています。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
そこでJタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集したい。