グラビアアイドル・寺本莉緒はその豊満バストを家系ラーメンで維持していた!? (1/4ページ)
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寺本莉緒
第80回 「横濱ラーメンあさが家」
アイドルだってメシを食う。コロナ禍の現在、仕事も縮小気味でYouTubeなど始めてもみる。そして、ネタに困ってグルメレポート。ビュー数稼ぎやすいもん。でも、感染拡大が止まず、新たな行動規制の法制化(すなわちロックダウンの合法化)が問われるなか、飲食に走るのはイージーなんじゃね? とテレビのワイドショーのコロナ報道に飽き、チャンネルを変えると、芸人がどこかの観光地のグルメ情報を伝えている。芸がないのはみな同じか……。現実逃避にしか見えないが、せめて外食に救いを求めたい気持ちも痛いほどわかる。
かく言う自分もアンビバレントな気持ちで、こうしたコラムを書いている。もうひと月以上前にワクチンも2回接種を終えたのに、周りが追いつかなきゃ、飲み会どころではない。かといって、ビールも飲めないでは、夜は牛丼屋にさえ寄らないのだ。外では食事に時間を使いたくないと、立ち食いそばやラーメンばかり食べている。
そもそも取材も打ち合わせもリモートが主になった。出かけるきっかけがなければ、外メシもできない。ただ、コロナ禍でも映画館はお咎めなしになった。だから、邦画専門の名画座がある阿佐ヶ谷によく出る。長らく営業していたチェーンの博多ラーメン「長浜や」が、ちょうど1年前に家系の店に変わった。
中年になると、濃厚とんこつラーメンとも縁遠くなる。胃がすぐにもたれるのだ。もっとも、「長浜や」のスープも妙に濃かったが、炒飯が旨くて、それのみ食べに時々寄った。しかし、家系にライスとなると、ハードルはさらに高まる。だから、1年近くも新店、「横濱ラーメンあさが家」には入らなかった。