え、キモ……。イケメンと花火大会に行って幻滅したワケ (2/5ページ)

マイナビウーマン

さらっさらのロン毛をなびかせながら、彼は振り返った。 海んちゅ育ちなら分かる、丘サーファーなんかじゃない、本物の潮焼けした茶髪だ。

切れ長の瞳、高い鼻、さっぱりと整った顔立ち。(今なら韓流の塩顔イケメンとでも言ったところだろうか……)引き締まった肉体は真っ黒に焼けている。

あの頃は濃い顔をした男性がイケメンともてはやされて大ブームだったけど、島んちゅの私たちからしたら、濃い顔をした男なんてもう心底飽き飽き!!!

顔が薄い男性(女性)はそれだけで、島では強烈なモテアドバンテージを放っていた。

いっ いっ いっ イケメンじゃーん! (大感動&興奮! しかし悟られるなポーカーフェイス死守!)

「あ、ケイです……」彼は控えめな佇まいで頭をぺこりと下げた。 「メリです♡」あぁ、ここぞのキメ顔だ。

「お! 女の子来たんけぇ! でかしたぞテツジ! ささ、暑いからコテージ行くけぇのぉ」 「メリーちゃんと、君は?」 「カズヨです!!!」 「ワシ、ヒロミチ。ヒロ兄って呼んでぇ♡」

カズヨはというと、チャラそうなオーラと先輩風を吹かすその男性にすっかり瞳がハートマークだった。

コテージの中では紅茶花伝を片手に、ケイ君と好きな歌手なんかについて話をした。 「ケイ君、誰の曲聞くん?」 「GLAYば聞くよ」 「え〜意外! DA PUMPとかそっち系かと思ったよ!」 「俺、中学までギターやっとったんだ! 今は波専門ばってん(笑)」 「ケイ君、どこの人なの?」 「福岡! でもいい波乗りたかけん、宮崎の大学にしたっちゃんね」

これはこれは、イケメンタイコじゃありませんの〜(謎)。私はケイ君の話に夢中なフリをしながら、横目でじっくりと観察していた。

は〜本州から来た男性はお肌がキレイだがね〜! 髭ボーボーしてないし、毛穴無くてつるっつる! しかも、なんね? このサラサラの髪は! 潮焼けしていてこんなにキレイな髪の人、そうそうおらんわ〜(謎方言&煩悩炸裂)。

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