「コロナ悪徳商法」の闇実態(2)持続化給付金制度も食い物に (1/2ページ)

Asagei Biz

「コロナ悪徳商法」の闇実態(2)持続化給付金制度も食い物に
「コロナ悪徳商法」の闇実態(2)持続化給付金制度も食い物に

 特効薬がない未知のウイルスへの対抗策として、現時点でいちばん有効とされる手立ては「ワクチン接種」だ。今年2月に先行接種が開始され、すでに国民の半数以上が2回目の接種を済ませている。しかし、ワクチン接種も悪徳商法のエサとなっていた。関東在住の50代主婦が眉をひそめて話す。

「9月上旬頃に『自衛隊大規模接種センター予約サイト案内』という件名のメールが何通も届きました。記載されている電話番号は本物でした。ところが予約サイトのURLをクリックしてみると、なぜかクレジットカードの情報を入力する画面になったんです。私は自治体で1回目の接種予約をしていたので、当然ながら有料と聞いてすぐに詐欺だと気付きましたが、巧妙に作られていましたよ」

 こうした事例は氷山の一角。「ブースター」と呼ばれる3回目の接種希望者もターゲットだ。コロナ禍の犯罪に詳しいヤクザ組織の関係者・X氏が語る。

「ヤクザの若い奴らがコロナウイルスに効くって『丸山ワクチン』を売りつけてるよ。フェイスブックなんかを利用して購入希望者を探しちゃ、ワクチンと注射器を送るだけだ。支払いは振り込みで、1本2万5000円。本物のワクチンを送ってるケースもあるらしいが、ほぼニセモンだよ(笑)」

 丸山ワクチンはガン治療薬として使われており、週3回ほど通院して医師に打ってもらう。

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