「手指の消毒」がフラグになっちゃう... 神保町に「注文の多い料理店」出現?込められたのは町への思い (1/3ページ)

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「手指の消毒」がフラグになっちゃう... 神保町に「注文の多い料理店」出現?込められたのは町への思い
「手指の消毒」がフラグになっちゃう... 神保町に「注文の多い料理店」出現?込められたのは町への思い
「どなたもどうかお入りください。決してご遠慮はありません」

入り口にこんな言葉が書かれていた店があったら、皆さんは中に入るだろうか。

宮沢賢治の童話「注文の多い料理店」を読んだことがあれば、ホイホイと無警戒に入店するような真似はしないだろう。

このフレーズは作中に登場する「西洋料理店 山猫軒」の入り口の戸に書かれているもの。

山奥に狩りをしに行った青年ふたりがお腹を空かせているところにこの店が現れ、彼らはとんでもなく恐ろしい体験をする、という話なのだが......。

都内某所で「山猫軒」にそっくりな店が発見され、ツイッターで話題となっている。

 (画像は青のヘルベチカ@blue_materialさん提供)

これが、その実際の写真。2021年9月24日、ツイッターユーザーの「青のヘルベチカ」(@blue_material)さんが投稿し、大きな注目を集めた。

写真を見ていると、店の入口のドアの頭上には金色に光る大きなネコの目。そして

「どなたもどうかお入りください。決してご遠慮はありません」

と、あのフレーズが書かれている。

まさかこの先には扉がたくさんあって、牛乳のクリームを塗られたり、壺の中の塩を塗りこむように指示されたりと、色々な注文をつけられてしまうのだろうか?

そんな妄想をしてしまうが、もちろんそんなことはない。これは東京・神保町にある「文房堂」。西洋料理店......ではなく、1887年創業の老舗総合画材店だ。

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