鉄筋コンクリート造の鉄筋量を従来比の20%節約 さくら構造(株)が「ファインフレーム工法」を開発 環境にも優しく、従来の耐震基準よりも高い耐震性を実現 (3/5ページ)
柱梁という線材のみを骨組みとする「ラーメン構造」に比べ、耐震壁という面材を骨組みに採用する「連層耐震壁構造」は、建物の上から下まで連続して耐震壁を配置することで、骨組み全体を一枚の板のように一体化することができ、強度・剛性を高めることができます。
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【連層耐震壁を使用することのメリット】
1.合理的な力の伝達が可能
建物内で生じる力(建物自体の重量や、積載重量による鉛直力)は全て地盤に伝達されます。 柱梁で構成されるラーメン構造では、床や内部の積載による鉛直力を、水平部材である梁を介して柱に伝達する必要があります。 連層耐震壁構造の場合は、梁にかかる鉛直力は直下の耐震壁へまっすぐに伝達することができます。 建物の上から下まで、力の流れを変えることなくまっすぐに地盤に伝達することができるため、 合理的な力の伝達であり、梁部材への負担を軽減することが可能です。
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2.建物の変形の制御が可能
建物の各階の変形を均一にすることは耐震性の向上に繋がります。特定の階に変形が集中すると、その階の部材の負担が特別多くなり、最終的に「層崩壊」に繋がります。