「足りないなら自分跳べばいいじゃない!」 標高599メートルの高尾山で、600メートルに挑んだ駅員を直撃 (2/2ページ)
「8月頃に山頂で小学生低学年くらいの子が『1メートル足りない』と話しているのを耳にしました。その日は仕事ではなく、プライベートで高尾登山を楽しんでいました。元々599メートルと言うのは念頭にあったのですが、私自身では599メートルという数字について、それはそういうものだとしか思っていなかったです。それを『1メートル足りない』と考える子供ならではの着眼点がとても面白いなあと感じました」
そこで、600メートルに挑んでみた、というわけだ。
「日中は乗務があり、中々制服を着て山頂に登る事が叶いませんので、勤務前の早朝の空き時間を利用して、時間との勝負の中セルフタイマーで撮影しました」(担当者)
早朝に、セルフタイマーで......。プライベートでも登山を楽しんでいたことと合わせて、高尾山へのとてつもない愛を感じる。撮影している様子を想像すると、何だか微笑ましい。
脅威のジャンプ力の秘密はそして気になる、その脅威のジャンプ力。
何か秘訣が? そんな記者の質問に、担当者は
「高校時代に部活動で器械体操をやっていましたので跳躍力には自信があります」
と答えた。器械体操、それならばこの開脚の美しさにも納得だ。
今回の写真に、ツイッターでは
「とうとう高尾山が標高600メートルになった!」「駅員さんナイス! 今度登ったら真似したくなりました」「駅員さんの真心がすごいw」「ジャンプ力すごいですねー!」「発想が素晴らしい」
といった反応が寄せられ、大変注目を集めている。このような反響に対する感想を担当者に尋ねると
「率直に嬉しいです。Twitterは、高尾山の豊かな自然やケーブルカーの魅力を伝えることを意識しています。このツイートをきっかけに1人でも多くの方に高尾山の魅力に気が付いていただければ幸いです。高尾山はこれから秋の紅葉シーズンに突入します。燃えるようなモミジは高尾山の代名詞ともいえ、大変美しいものです。そして高尾山は東京都とは思えない豊かな自然が溢れ、毎日ここで仕事をしている私からしましても、本当に素敵なところです。皆様のご来山、心よりお待ちしております」
とコメントした。
もうじき紅葉が見頃を迎える高尾山。美しい秋の風景を楽しみつつ、皆さんもこの写真を参考に、600メートルを目指してみてはいかがだろうか。
(10月8日12時40分編集部追記:記事初出時、記事中の表記に誤りがあったため修正いたしました)