神が消えてしまうなんだか不吉な10月の旧称「神無月」。でも安心、留守番役にはあの人が! (1/4ページ)
「和風月名」にひとつだけおかしな名前
日本の暦には、「和風月名」という独特のネーミングがあります。一月は睦月(むつき)、二月は如月(きさらぎ)と呼ぶあの呼び方です。
いくつ知ってる?梅見月、恵風、雪消月…如月だけじゃない2月の別名を紹介カレンダーなどでは、こうした旧暦の和風月名が記されているものもたくさんあります。
こうした和風月名には、日本人ならではの風情を感じます。きっと、それぞれの名前に季節ごとの意味と特徴が込められているからでしょう。
例えば、一月は新しい年のはじめだから仲睦まじくすべし、ということで「睦月」。五月は、山や田の神である「サ神」が降りてきて田植えが始まるから「皐月(さつき)」となっています。
皐月、仲夏、浴蘭月…「5月」のいろいろな呼び方が味わい深くて面白い!このように四季折々の風習や気候に基づいた名前ですが、ただ、ひとつだけおかしな名前の月がありますね。
十月の「神無月(かんなづき)」です。