まるで大晦日のハロウィン!浮世絵にも描かれた都内に伝わる奇祭「狐の行列」とは? (4/4ページ)

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上図は歌川広重が「名所江戸百景」の「王子装束ゑの木大晦日の狐火」で、その様子を作品に残しています。

榎の木の周りに集まっている狐の口からは狐火が発せられています。王子の人々はこの狐火の数を見て翌年の収穫の豊凶を占ったと言います。

日本には収穫に関わる祭礼は数多くありますが、その多くは土地の神様に雨乞いや豊作等を祈願するという形態が多くあります。それに対し、王子の「狐の行列」は「狐に代参させる」という伝承が元となっています。

東京都心部では伝統的な行事が消滅、縮小していく中、狐の行列は平成5年(1993)に王子の民間伝承を後世に伝えるべく始められました。昨年はコロナの影響で中止となってしまいましたが、今年はまた王子の街を狐たちが集まる姿が帰ってきてほしいと願います。

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