観音様は銃を構え、諸葛孔明は曲芸を披露 江戸時代に書かれた絵に、ツッコミどころが多すぎる (1/4ページ)

Jタウンネット

観音様は銃を構え、諸葛孔明は曲芸を披露 江戸時代に書かれた絵に、ツッコミどころが多すぎる
観音様は銃を構え、諸葛孔明は曲芸を披露 江戸時代に書かれた絵に、ツッコミどころが多すぎる

福岡市美術館で展示中のある美術作品が、いまツイッター上で話題になっている。それが、この絵だ。

巷で話題の「スナイパー観音」(狩野昌運「異代同戯図巻」 江戸時代 17世紀 福岡市美術館蔵)

観音様がなぜか火縄銃を構え、狙いを定めているという不思議な絵である。人々の願いを聞いてくれる慈悲深い仏様のはずだが、これはいったいどういうことだろう。脇には「龍女」も控えているようだが......。

この絵はいま「スナイパー観音」などと呼ばれ、大変な人気に。

ツイッターにはこんな声が寄せられている、

「観音さま『私は赦そう、、、だがこの火縄銃が赦すかな!?』」「観音様もロックオンするレベル」「観音さま射撃選手やったんか(笑)」「スナイパーと観測手のチームになってる」「スナイパー観音の絵はがきあったら欲しいですwww」

Jタウンネット記者は早速、この絵について福岡市美術館に電話で問い合わせてみた。

目指したのは、気軽にみて笑ってもらえるような展示

福岡市美術館は、福岡市中央区の大濠公園内に位置する市立美術館で、1979年に開館した。赤茶色の磁器質タイルで覆われた、外から見るとシンプルな建物は、日本近代建築の巨匠・前川國男氏が設計したものだ。

同館では、2021年9月14日から「遊びと笑いの日本美術」というコレクション展が開催されている。

前述の「スナイパー観音」はその展示作品の一つ「異代同戯図巻」(福岡市美術館所蔵)の一部。描いたのは、江戸時代前期の絵師・狩野昌運だ。

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