世界の人々が選んだ「休息の取り方」トップ10とは (1/3ページ)

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世界の人々が選んだ「休息の取り方」トップ10とは(*画像はイメージです)
世界の人々が選んだ「休息の取り方」トップ10とは(*画像はイメージです)

仕事が終われば、休息を取るというのが生活の基本。
しかし、休み方が下手だという人もいる。どのように休んでいいのか分からない。一番心身が休まる方法が見つからない。

まさに、そういった人たちのためにある本が『休息の科学 息苦しい世界で健やかに生きるための10の講義』(クラウディア・ハモンド著、山本真麻訳、TAC出版刊)だろう。
毎日を元気に過ごすためには必要な休息。では一体何をすれば最も休息の効果を得られるのだろうか?

■世界1万8000人に「休息」についてのアンケートを実施

本書の著者である心理学者のクラウディア・ハモンド氏は、休息を研究するチームに2年間所属。ロンドンの博物館内にオフィスを借り、チームに「Hubbub」(ざわめき、騒ぎなどの意味)と名付け、休息について調査をするべくオンラインアンケートを作成。ハモンド氏がプレゼンターを務めるBBCラジオの番組で参加を呼び掛けた。

このアンケートの前半では、「休息をどのくらいとっているか」「理想としてはどのくらいとりたいか」「何をしているときに最も休息できるか」を尋ねた。また、後半では、回答者の性格と心身の健康度を尋ね、思考を移ろわせる習慣があるかを測る質問を投げかけた。

その結果、なんとアンケートに135カ国から18000人もの人が参加。その回答から、人々が休息になると挙げた活動トップ10が明らかになった。

■「ガーデニング」「ペットと過ごす」などがトップ10漏れ

このトップ10を眺めていると、意外なことに気づく。例えば「友人や家族と一緒に過ごす」はトップ10に入っていない(12位だったという)。確かに、他人と繋がることは人生を豊かにするが、休息という点からいえば「他人から距離を置く」ほうが心が休まるのかもしれない。

また、ハモンド氏自身が好きな「ガーデニング」もトップ10に入らなかった。さらに、「アート」や「ペットと過ごす」といった定番の休息方法もトップ10にはない。なかば無意識に行っている人も多いであろう「インターネットやソーシャルメディアを楽しむ」も上位には入らなかった。

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