10月20日は「えびす講」の日!商売繁盛、家内安全…民衆の幸福に寄り添ってくれる神様とは? (1/6ページ)
10月20日ってなんの日か知っていますか?実は「えびす講」の日なんです。
日本の昔からの伝統行事なのですが、ご存知ではない方も多いかもしれません。かくいう私もそうでした。しかしとてもお目出度い行事なので、今回はその「えびす講」についてご紹介していきます。
「えびす様」とは
「えびす様」とは福をもたらすとして信仰されている“七福神”の一人であり、唯一日本古来の土着の神様です。鯛を抱え釣り竿を持っている姿はご存知の方も多いでしょう。
えびす様はもともとは言えば漁民の神様で、「海運守護や豊漁」といったご利益があるとされていました。
それが時を経て、商家では「商売繁盛」、農村では「五穀豊穣」の神様として信仰されるようになったのです。
にっこり笑った顔を“えびす顔”と言うように、“えびっさん、えべっさん、おべっさん”などと呼ばれ、「知恵を絞って汗水流して働けば幸福を授けてくださる」という皆に福をもたらすありがたい神様なのです。