「魅力度ランキング」にかみついた群馬県知事、冷ややかな世論が追い風に!? (2/2ページ)

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 そして、元宮崎県知事でタレントの東国原英夫が「気持ちは痛いほどわかる」と同情を示すと、今度は《県の魅力を格付けする意味がわからない。面白がって取り上げるマスコミも問題》《地域格差を助長する一種のいじめだ》など世間の批判の矛先が調査を実施したブランド総合研究所やランキングを取り上げるメディアに向くようになった。

「当初は知事の対応への批判が多かったですが、大きく風向きが変わってきた印象です。シンクタンクの日本総研が2年ごと発表している都道府県幸福度ランキングも有名ですが、こちらは幸福感を具体的に評価する75指標を設定し、客観的データから算出しているので批判の声は少ない。アンケートという主観的データを用いているのと大きな違いで、今回のように批判の声が挙がるのも致し方ないところでしょう」(同)

 炎上かと思いきや世論を味方にしてしまった感のある山本知事。こうなることを想定しての行動だったとすれば、我々が思っている以上の策士なのかもしれない。

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