フェイスブックが社名変更し、「メタバース」に変わる!? (2/3ページ)
だが、それよりもっともらしい理由として、フェイスブックがここ最近、いかにメタバースに注力しているかが新社名から伺えるからだ。
そもそも「メタバース」とは何かというと、もともとはアメリカのSF作家のニール・スティーヴンスンが1992年の作品『スノウ・クラッシュ』の中で、ネット上の仮想空間として描いたものだ。現在形の言い方をすれば、人間がポケモンGOでおなじみとなった拡張現実(AR)や仮想現実(VR)を利用してつながる仮想空間。その3次元の仮想空間の中で人間はアバターとして登場し、その世界の中を行き来したり他の利用者とアバターを通じてコミュニケーションを取ったり、さらには仮想通貨を通じてビジネスなどを行うというもの。
目の前の現実とは異なった仮想現実空間が出来上がるという画期的な発想のため、幾多の企業によってビジネス利用が図られた。日本でもNTTデータやトヨタ、ドワンゴなどがこれを手掛けたことがある。それを今度はフェイスブックが現在のSNSに変わる社運をかけたプロジェクトとして手掛けようとしているというのだ。