【にじいろの食育スクール開催レポート第7弾】栄養学博士&医学博士による一般向け第7回webセミナーを開催:「ビタミンD足りてますか?」 (2/7ページ)
25-ヒドロキシビタミンDの略です。)というものがあり、ビタミンD栄養状態を知るために最も良い指標とされており、25(OH)Dの値が30 ng/mL以上だとビタミンDが充足していると状態と言えます。25(OH)Dはすこし形を変えて活性型となります。小腸の細胞の中には、活性型ビタミンDがくっつく場所があり、ビタミンDがくっつくことでカルシウムとリンの吸収促進をします。ビタミンDが不足すると、いくらカルシウムを摂ってもカルシウム不足状態となり、くる病(小児で発症)や骨軟化症(成人で発症)という、骨が硬くならない病気になってしまいます。そのほかにも腎臓で血圧調節や、膵臓で血糖調節をするなど、ビタミンDには様々な働きがあることも分かってきました。
(図1)
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2NjAxMCMyODI4MjcjNjYwMTBfVHVwVnRqZ3pRYS5wbmc.png ]
2.日光浴でビタミンDを作るには
紫外線はビタミンDの合成に有効ですが、同時にお肌への悪影響をもたらすことでも知られています。
したがって日光浴は「ビタミンDを生成する時間」以上、「肌への悪影響が出る時間」以内で行う必要があります。国立環境研究所のサイトでは、当日のお勧めの日光時間を知ることができます(図2のQRコードを読み取ってみてください)。特に長い時間の外出、夏に海や山などに行く、屋外でスポーツをするなどの場合は紫外線対策を行ったほうがよさそうですが、冬は肌への悪影響を引き起こすまでの時間がかなり長いので、積極的な紫外線対策はする必要はなさそうです。