戦国時代で唯一落城しなかった最強要塞の城で起こった武将・石田三成との激闘 (3/3ページ)

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映画やドラマでは、この時、敵の気を引くために長親が小舟に乗って田楽踊りをするシーンが描かれていますが、実際は「思ったより水が少なくてよかった」と宴をしていたのだとか。

また、放流は成功し、三成軍300名ほどが水に流され命を落としました。

健闘するも敗北した忍城

開戦から1か月経っても忍城を落とせない三成のもとに、「上杉景勝」や「前田利家」率いる大部隊も駆けつけますが、長親たちの籠城は続きます。

しかし北条家が降伏したことで、忍城の城主・氏長が長親や庶民を説得し、開城したことで木崎原の戦いの幕が下りました。

その後、秀吉が日本を統一して南蛮文化が栄えていきますが、それはまた別の機会に。

成田長親の活躍に触れる

10倍ほども差のある三成軍に抵抗し、宴まで開いた長親たちの勇士は、現代もドラマや映画となり語り継がれています。

今回の記事を読んで長親に興味を持たれた方はぜひ、映画「のぼうの城」をはじめとする作品にて、その活躍に触れてみてください。

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