10月と12月に挟まれ、なぜか印象の薄い?11月の旧称「霜月」ほか、別名を紹介! (4/4ページ)

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長かった夜が明け、罪が祓い清められる(イメージ)

「罪が終わる」とは深い夜闇に包まれた冬至を罪やケガレに見立て、やがて一日ずつ昼が長くなっていく一陽来復の希望を表しているのでしょう。

雪待月(ゆきまちづき)

雪国の皆さんから怒られてしまいそうですが、どんよりと曇り空が続いて、雪が降りそうでふらない、そんな情景が目に浮かぶようです。

また既に降り始めたところでは雪見月(ゆきみづき)とも呼んでおり、本格的な冬支度を急がねばなりませんね。

陽復(ようふく)

これは冬至が過ぎて、日が徐々に長くなる一陽来復(いちようらいふく)の略称で、陽(ひ)が復(かえ)るという響きには、神様が帰って来る神帰月の喜びにも通じるようです。

終わりに

以上、11月の旧称である「霜月」はじめ別名について紹介してきました。

ハロウィンが終われば、すぐにクリスマスがやってくる?(イメージ)

ハロウィンとクリスマスに挟まれて何だか印象の薄い11月ですが、あまり派手なイベントごとがない分だけ、しみじみと季節の移ろいが感じられるような気がして、筆者は好きです。

本格的な冬を前に、短かな秋の名残を味わい、限られた人生のひとときひとときを大切に過ごしたいものですね。

※参考文献:

岡田芳朗ら『現代こよみ読み解き事典』柏書房、1993年2月 角川書店 編『俳句歳時記 第五版 冬』角川書店、2018年11月 藤井正雄『新版 神事の基礎知識』講談社、2001年3月

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