10月と12月に挟まれ、なぜか印象の薄い?11月の旧称「霜月」ほか、別名を紹介! (1/4ページ)
10月31日のハロウィンが終わると、世間はすっかりクリスマスムードに染まります。12月のクリスマスまであと1か月以上もあるのに、なんだか助走というか、おまけ扱いされがちな11月。
旧称にしても、神様たちが出雲へ大集合する神無月(かんなづき。10月)と、年末の慌ただしさMAXな師走(しわす。12月)に比べて、やっぱり何となくおとなしめな霜月(しもつき)。
そろそろ寒くなって霜が降りてくるから霜月なんだろうな、とは思いますが、本当にそうなのでしょうか。
今回はそんな11月の旧称「霜月」をはじめ、他の別名についても紹介していきたいと思います。
食物?凋む?一年の末?霜月の語源あれこれ霜が降りはじめ、見られるようになるから霜月……またの名前を霜降月(しもふりづき)、霜見月(しもみづき)とも言うように、本格的な冬の訪れを感じる11月ですが、しもつきの語源にはそれ以外にもあるそうです。
食物月(おしものづき)その年の収穫に感謝する新嘗祭(にいなめさい。11月23日)が斎行されるため、食物(おしもの)に感謝する月「おしものづき」が、オシャレで季節にマッチした「お霜の月」に転じ、さらに短縮されて「霜月」になったという説。