「徹夜で運転し、ようやく着いたホテルは満室。地元のおじさんに『訪ねてごらん』と指示されたのは...」(東京都・50代男性) (1/3ページ)
遠出した先で宿が見つからないと、悲惨だ。
土地勘も、頼れる人もなく......ようやく見つけたホテルで「満室」なんて言われたら、絶望するしかない。
Jタウンネット読者のZさん(50代男性)は、27年前、北海道でそんなピンチに陥った。
東京から北海道まで。道中のフェリーや現地の宿の予約もしない、気ままな車での一人旅だった。
徹夜で運転し、ようやくたどり着いたのは、函館のビジネスホテル。しかし、宿泊できるかフロントで尋ねると満室だと告げられてしまう。
予約しておかなかった自分のせいだとはいえ、今夜の宿はどうすれば......と肩を落とすZさん。そんな彼に、フロントのおじさんがある提案をしてくれたという。
目の前でフェリーが水しぶきを上げ...今から27年前。ロードマップすら持たずに、一人で北海道にドライブに出かけたときのことです。
青森の大間から函館までのフェリーも、宿も予約せずに出かけた、気ままな一人旅でした。
東京を出発し、夜通し東北道をひた走り、やっとの思いで大間のフェリーターミナルに着いたのは昼少し前。
しかし、車から降りて伸びをしながら海を見ると、なんと目の前でフェリーが水しぶきを上げながら港を出ていって......。
仕方なく次の便に乗るために乗船受付に行ったのですが、窓口にはすでにカーテンが閉まっていて誰も対応してくれません。

近くの土産物屋さんのおばあちゃんが言うには、次の船が来るのは4時間後。
このあたりに観光できる場所があるか聞いても、「なんもないね」とのこと。私はおばあちゃんの店でラーメンを食べたりして、時間をつぶすことにしました。
「ちょっと待ちな。どっから来なすった」その後、やっとの思いで函館に上陸した私は、函館駅近くのビジネスホテルの前に路上駐車。