「友人に会いに行くため、大嫌いな飛行機に搭乗。恐怖で震える私を見て、隣の席のカップルが笑いだし...」(京都府・30代男性) (2/4ページ)
せめて一人でゆったり座っておきたかったのに......そんな残念な気分のまま、いよいよ飛行機が飛び立ちました。
その数分後、案の定私は冷や汗ダラダラ、体も震えが止まらなくなっていました。
苦手な英語で話しかけられ、さらにパニックに緊張のあまり、途中何度もトイレに行きました。トイレに行くたびに隣の台湾人カップルに道を開けてもらうことになり、申し訳ないやらめんどくさいやらと思っていました。
やがて、トイレから戻って来た私に、台湾人カップルの男性の方が声をかけてきました。
「Are you okay?」
私は英語も苦手なのでさらにパニックに。それでも、彼は何度も簡単な英単語と身振り手振りで私に話しかけてきます。
「あなたはすごい汗をかいている」「何度もトイレにも行っている」「何か病気があるのか、体調は大丈夫か」
そんな質問に、「いや、飛行機が怖いだけです」と私が答えると、そのカップルは大笑い。そして、こう言いました。
「この飛行機は日本の航空会社で、パイロットもキャビンアテンダントもみんな日本人。だから世界一安全な飛行機だから大丈夫だよ」二人の英語を必死に聞き取っていると...

彼らはその後も、自分たちは日本旅行の帰りであること、京都・大阪・兵庫・広島に行ったこと、日本でこんなものを食べたことなどを、写真を見せながらずっと私に聞かせてくれました。
また、私の持ってきた台湾ガイドブックを開いて、
「台湾に着いたらここに行くといいよ」「ここも楽しいよ」「このご飯は美味しいよ」
といったアドバイスもいっぱいしてくれました。