【調査分析】女性管理職比率の向上が従業員のウェルビーイングにポジティブな影響 (2/7ページ)
女性管理職比率が高くなると、従業員のストレス度、ワークエンゲイジメント、仕事満足度、職場の一体感が良好になる傾向が明らかに
女性管理職比率を高めることは、企業ではたらく従業員にどのような影響があるのでしょうか。従業員にとってポジティブな影響があるのであれば、企業にとって女性管理職比率を高めるモチベーションになるでしょうし、ネガティブな影響があるのであれば、女性も活躍できる社会実現に向けて、しかるべき対策を講じる必要があるでしょう。
今回の分析では、ピースマインドのストレスチェックデータのうち、企業の女性活躍に関するデータを含む企業経営に関するデータベースとマッチした50社、約9.5万件のデータを活用し、企業の女性管理職比率と従業員のウェルビーイングの関係について、回帰分析という手法を用いて分析しました。
女性管理職比率の高さと、従業員のウェルビーイング(心理的ストレス、ワークエンゲイジメント、仕事満足度、職場の一体感)の関連について分析した結果を図1に示します。この図は、女性管理職比率の高さが従業員の各ウェルビーイング指標に与える影響を表しており、グラフの値が正の方向に大きいほど従業員の各ウェルビーイングの指標がポジティブに変化する、負の方向に大きくなるほどネガティブに変化することを示しています。 こちらの結果を見ると、女性管理職比率が高くなることに伴って、従業員の各種ウェルビーイングの状態は良化するということが示されています。なぜこのような結果となるのでしょうか。