「落とし物に気付かず電車を降りる大学生。身重の体で慌てて追いかけたのに、お礼も言ってくれず...」(東京都・40代女性) (2/3ページ)

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そこは私の降りる駅ではなかったのですが、携帯を失くしたらあの男の子はさぞ困るだろうと思った私は、咄嗟にホームに降りて叫びながら彼を追いました。

ただ、お腹には赤ちゃんがいたので、必死に階段を昇っていたらお腹が張ってきてしまいました。仕方なく周りの乗降客の人たちに「あの人が、携帯を落としたので、呼びとめて下さい、お腹に赤ちゃんがいるので‥‥」と言ったのですが、それでも皆ただ見ているだけでした。

やっと追い付いたのに...

私がようやく改札に辿り着くと、改札の外に男の子の背中が見えました。

最後のチャンスと思い改札外に向かって叫んだら、その声に気づいた人がやっと彼に教えてくれました。

ゆっくりこちらに近づいてきた彼に私は「携帯を電車に落としてたので」と伝えました。ところが、彼は無言で軽く頭を下げただけで去って行ってしまったのです。

私は自分が降りる駅ではない駅のホームにひとり戻り、硬く張ってしまったお腹をさすりながら、お腹の子に無理をさせたことを謝りました。

無理をして、ごめんね

よくわからないけれど悲しくて仕方なくなり、涙が出てきて止まりませんでした。

何かが起きた時に見て見ぬ振りをする人達や、他人の親切に対して無言でいられる若者に対して、悲しさを感じてしまったんだろうと思います。

お腹の子はその後無事に生まれ、今では正義感と思いやりのある立派な男子中学生になりました。

「ありがとう」「ごめんなさい」をしっかり言葉に出せる子に育ってくれています。

「のりもの」で体験した「モヤモヤエピソード」吐き出しませんか?

落とした携帯を必死に届けようとしてくれたMさんに、「ありがとう」の一言もない大学生や、見ているだけで助けようとしてくれない周囲の乗客。

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