「落とし物に気付かず電車を降りる大学生。身重の体で慌てて追いかけたのに、お礼も言ってくれず...」(東京都・40代女性) (1/3ページ)
人に親切にしてもらったり助けてもらったりしたら、「ありがとう」とお礼を言うのは当たり前──大人も子供も、ほとんどの人がそう認識していることだろう。
また、「困っている人を見かけたら助けてあげるのは当たり前」と考えている人も、決して少なくはないはずだ。
だからこそ、期待が裏切られたときにひどく傷ついてしまうこともあるようだ。

東京都在住の読者・Mさん(仮名、40代女性)からJタウンネット編集部に寄せられたのは、まさにそんな人たちに関するのりものトラブル体験談。
ある日、電車内で落とし物をした若者を助けようとしたMさん。
しかしその結果、とても悲しい思いをすることになってしまう。
「携帯、落としてますよ!」と呼びかけたけど...今から13年ほど前、慣れない土地に嫁ぎ、初めての子を妊娠中の時でした。
妊婦健診があった日の帰りの電車内で、私の隣には大学生くらいの男の子が座っていました。やがて降りる駅に着いたらしく、その子は席を立ちました。
ふと彼の座っていた座席を見ると、そこには彼の物と思われる携帯電話が。
ホームに降りかける彼に、私は「携帯、落としてますよ!」と呼びかけましたが、当の本人はイヤホンで音楽を聞いていて全く気づいてくれません。

私が電車のドアから顔を出して叫んでも、彼はどんどんホームの階段を昇っていってしまいます。ホームにいた人たちも、そんな私をただぼんやり見ているだけでした。