日本ハムのノンテンダーにプロ野球選手会が激怒?「ふざけるなよ」 新庄新監督の補強戦略にも悪影響か (1/2ページ)

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 12月6日、日本ハムの“ビッグボス”新庄剛志監督は笑い、選手会は吠えた。8日に開催される「12球団合同トライアウト」を巡って――。

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 「新庄監督、稲葉篤紀GMがトライアウトを視察する予定です。日本ハムは投打ともに戦力が足りていません。かと言って、大掛かりな補強費を出せないので、トライアウトを受験する選手たちに白羽の矢が立てられたようです」(ベテラン記者)

 日本ハム情報に詳しいプロ野球解説者によれば、二遊間の守れる内野手が補強ポイントだという。

 また、トライアウトと言えば、新庄監督は昨年、現役復帰をめざして自らも受験している。その当時、一介の受験選手が指揮官に就任するストーリーは誰も想像できなかったはず。「厳しいトライアウトにも夢を見ることができる」、そんなビッグボスなりのエールもあるようだ。

 同日で対照的だったのが、労働組合・日本プロ野球選手会だ。大阪市内で開催された定期大会の終了後、事務局長の森忠仁氏がメディアにこう話していた。

 「球団の選手に対する対応を見ていますと、『ちょっとふざけるなよ』というところも感じて。選手と球団が平等ではないんじゃないか?」

 こうしたキツイ言動が出たのは、初めてではないだろうか。

 労働環境、条件などの改善を求めて話し合う組織なので、過去、何度か経営陣とぶつかったことはある。しかし、森事務局長を始めとするスタッフ、関係者は常にソフトな語り口でメディア対応してくれた。今回の定期大会がキナ臭い様相となった理由は、主に2つ。12月5日、千葉ロッテに送付された抗議文のこと、そして、日本ハムの「ノンテンダー」についてである。

 「今オフの年俸更改を始めるにあたって、ロッテ球団の担当者が『一律25%ダウンからスタートする』と言ったとかで。ロッテ側は『誤解されるような…』『説明不足だった』と釈明していました。

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