好かれる上司と嫌われる上司の違いとは? 元BCGマネジャーの解答 (3/6ページ)

新刊JP

高松:プロフェッショナルであるからにはトップじゃないといけないと思っていましたし、会社にいても最低トップ5%に入っていないとおもしろい仕事が振られないんですよ。

よく「社長と副社長では情報量が1000倍違う」と言われますが、これは会社員にも言えます。トップ5%にいないとおもしろい仕事は巡ってきません。それは、おもしろい仕事は数が限られているっていうこともありますし、そういう仕事は優秀な人に集まるということもあります。頼む方だって優秀な人に頼みたいでしょう。じゃあ残りの人には何が振られるかというと、優秀な人が持っている仕事の雑用が回ってくる。いい悪いではなく、これが組織というものなんです。

だから、キャリアの軸がお金持ちになったり出世するということであれば、上位5%に入れそうにないと思ったらその会社は辞めるべきだと思っています。

編:組織で上位5%を目指すということだと、もう一つの質問にある「パラレルキャリア」については否定的ですか?

高松:おっしゃる通りで、パラレルキャリアは反対派です。だって、無理でしょ。

何か新しいことを始めるために、試しに本業と違うことをやるならいいと思います。でもそれってここでいう「パラレルキャリア」ではないですよね。同時に二つの仕事を並行してやるってかなり難しいことだと思います。

最悪なのが、平日上からガミガミ言われてストレスフルな働き方をしている人が、例えば土日に有名人のサロンに参加して、古株会員だからって幅を利かせるパターン。これが最悪。見ているとこのパターンのパラレルキャリアを送っている人は結構多いです。

編:それは失敗例ですね。

高松:平日の仕事のストレスを土日にやっているもう一つの方で偉そうにすることで発散する、みたいなね。実績を誇張して話したりして。

基本的に、パラレルキャリアというのは今の仕事が一番ではないことの証明だという見立てをした方がいいと思いますね。ただ、繰り返しになりますが、今とは別の道に進むための手段として一時的に「パラレル」になるのはいいと思いますよ。

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