お前らには屈しない!死を覚悟の「お尻ペンペン」で人間の誇りを守り抜いた武将・調伊企儺 (3/4ページ)
「誰が言うかバーカ!『新羅の王(こきし)、我が尻を噉え』ってんだ!」
逆らえば殺される状況下で必死の反抗……どうせ従ったって殺されるんだし、それなら徹底的に逆らってくれようという心意気は、大人げなくも実に痛快なパフォーマンスです。
「てめぇ、この野郎!」「ぶっ殺してやる!」
「バーカ、バーカ、おしーりペーンペン……!」
ドカ、バキ、グシャ……結局、調伊企儺は新羅の将兵によって嬲り殺しにされ、息子の調舅子(おじこ)も父の遺骸を抱きながら死んだ(恐らく殺された)のでした。
エピローグ・妻の辞世
力づくで脅せば、何でも言いなりになると思うなよ!ホレお尻ぺんぺん!「伊企儺新羅王を嘲る」勅撰修身書『幼学綱要』より
同じく捕らわれていた調伊企儺の妻・大葉子(おおばこ)は、このように詠んだと言います。