危機一髪!とっさの機転で暗殺を免れた伏見天皇「浅原事件」の顛末 (4/5ページ)

Japaaan

犯行に用いられた太刀・鯰尾(イメージ)

当時、朝廷の内部では大覚寺統(だいかくじとう)と持明院統(じみょういんとう)で内部対立しており、実盛が大覚寺統であることから、そのボスである亀山法皇(かめやまほうおう。第90代)が黒幕に違いないと追及します。

しかし、持明院統のボスである後深草法皇(ごふかくさほうおう。第89代)は対立の激化を望まず、亀山法皇に「事件に関与していない」旨の起請文を書かせ、鎌倉幕府に送らせたことで手打ちとなりました。

無実が証明された実盛も釈放されて「浅原事件」は終幕を迎え、今でもその真相は謎のままとなっています。

余談ながら、この事件には凶兆があり、去る3月4、5日ごろ、紫宸殿に祀られていた獅子と狛犬が中からバックリと割れてしまったそうです。

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