”エサ”を食べて動く液体ロボットを開発。そこにエサがある限り働き続ける (2/3ページ)

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それによる化学反応で気泡が生じ、今度は浮上する。

 さらにまた別の化学反応が生じて、”陸地”(容器の縁)へと引き寄せられ、そこで”積荷”(充填された化学物質)を降ろす。

 この動作は、溶液の中に”エサ”があるかぎり、いつまで繰り返される。

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These Liquid Robots Keep On Running

 過去にもリキボットの研究はあったが、一度きりしか潜水できなかったり、電気の供給が必要だったりと、弱点があった。

 しかし、今回そうした弱点が克服された。研究グループのトム・ラッセル教授は、「化学的な力で浮力を制御し、自律的に動作する液体ロボットシステムの壁を突破しました」と声明で述べている。

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・配合を調整し、様々な作業を行えるように
 リキボットは配合を調整することで、様々な作業を行えるようになるという。

 たとえば、環境に漂うガスを検出したり、特定の化学物質に反応するようなリキボットが考えられる。また化学物質の選別や創薬・薬剤合成を行う自律的・継続的システムの開発も可能になるかもしれないという。

 研究室のビーカーの中身は液体ロボット。それが常識になる日もいずれ来るのかもしれない。

 この研究は『Nature Chemistry』(21年11月29日)に掲載された。

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