”エサ”を食べて動く液体ロボットを開発。そこにエサがある限り働き続ける (1/3ページ)
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アメリカの研究グループが開発した小さな液体ロボットは、エサを食べて動く。”エサ”がある限り、いつまでも自律して働き続けることができる。コードやバッテリーで電気を供給してやる必要はない。
ロボットといっても液体だ。液体ロボットだからといって、ターミネーターの液体金属ロボットのようにあらゆるものに姿を変えて、人を襲うわけでもない。
外観はロボットらしくないかもしれないが、人間の代わりに刺激の強い化学物質を回収して運んでくれるなど、化学における安全性と効率性を向上させる可能性を秘めているそうだ。
・エサを食べて動く小さな液体ロボット
米ローレンス・バークレー国立研究所とマサチューセッツ工科大学のグループが開発したのは、「リキボット」と呼ばれる液体タイプのロボットだ。
直径2ミリ程度と小さく、外見は口が開いた袋のようになっている。
しかし、これを水に浮かべてやると、潜水艦のようにダイブし、水中の化学物質を回収しては、”陸地”まで運んでくれる。
しかも一度きりではない。電気を供給しなくても、勝手に”エサ”を食べながら、いつまでも何度でも、黙々と作業を繰り返す。実にクールだ。
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image credit:Jenny Nuss/Berkeley Lab
・エサの塩を食べ、化学的パワーを発生
リキボットが電力供給を必要としないのは、それが周囲の媒体を利用して、化学的に力を得ているからだ。
リキボットに”エサ”(塩)を与えると、密度が高くなり、溶液の中に沈む。すると、その内部がターゲットとなる化学物質で満たされる。