野良犬だったラブラドールに開花した災害救助犬としての才能

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野良犬だったラブラドールに開花した災害救助犬としての才能
野良犬だったラブラドールに開花した災害救助犬としての才能

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 災害救助犬として活躍するには適性があって、様々な訓練を乗り越えなくてはならない。災害が発生した時には、瓦礫や土砂の中からいち早く人命救助を行わなければならず、その迅速さと機転の良さ、知性が問われる。

 イギリスのエセックス州の消防署は、災害救助犬を育成する為、元野良犬だったラブラドール・レトリバーを施設から引き取った。

 ベイリーは頑固で、言うことを聞かないタイプだったのだが、この仕事に向いていたようだ。

 消防署のハンドラーの期待に見事に応え、凄い速さで訓練をクリア。来年春にはもう任務につくことができるほどの才能を開花させたようだ。

・野良犬だったラブラドール、消防署に引き取られる
 イギリスのレスターシャー州ラフバラーにある動物保護施設『Dog Trust』は、野良犬だったラブラドール・レトリバーのベイリーを保護し、その後引き取ってくれる新たな飼い主を探していた。

 それを知ったエセックス州消防署の犬のハンドラー、グラハム・カリーさんは、ちょうどその頃災害救助犬として訓練できる犬を探していたところだったこともあり、施設からベイリーを引き取って、災害救助犬として育てていく決心をした。
ラブラドールは、通常食べ物に貪欲で、気を取られる可能性があるので、最初は訓練に向いていないのではと懸念しました。

本来、災害救助犬として最適なのは、イングリッシュ・スプリンガー・スパニエルやイングリッシュ・コッカー・スパニエル、スプロッカー・スパニエル(スプリンガー・スパニエルとコッカー・スパニエルのミックス)などで、頑固ではなく訓練しやすいメス犬を探していました。
 実際ベイリーは、あまり社交的ではなく、頑固でいうことを聞かないところがあり、救助犬には向いていないのでは?と言われていた。

 だがそうではなかった。ベイリーは、食べ物よりもテニスボールに俄然興味を持っていたし、この仕事に天賦の才を持っていたのだ。

 カリーさんはテニスボール相手にベイリーがどのような動きをするのかをテストした。更に、他の犬や人に対して攻撃的でないことを確認した後、6週間のトライアルをベイリーに課すことにした。 ・ベイリーは災害救助犬として才能を開花
 ベイリーは、カリーさんの与える訓練を次から次へと順調にこなしていった。

 その様子を見守り続けたカリーさんは、ベイリーが災害救助犬としていかに適しているかを感じることができたようだ。
ベイリーは、私が今まで出会った犬の中でも、最も自然に役割を果たしています。恐れることなく、惑わされることなく、まるで山に住む野生のヤギのように瓦礫に上り、捜索をします。

訓練に入る前の最大の問題は、バンに乗せることでした。車に乗せられたベイリーが、野良犬収容施設へ連れて行かれるのではという恐怖と関連付ける可能性があったからです。

でも24時間以内に、ベイリーはバンに乗ることは楽しいことだと認識できるようになりました。


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image credit:ecfrs/Instagram

 元野良犬のベイリーは、今や立派な災害救助犬としての一歩を踏み出すことに成功した。

 通常、災害救助犬の訓練には最大で3年かかることもあるそうだ。しかし、生後18か月のベイリーは飲み込みが早く、早ければ来年4月にでも任務に就くことができるレベルに到達しているという。

 これほどまでに適性がある犬は珍しく、警察や消防署のスタッフは、ベイリーのクローン犬を作ることができれば、この先安泰だ。などとジョークを言っているという。[画像を見る]  ベイリーは災害救助犬になるために生まれてきたのかもしれない。そして消防士との運命の出会いを果たした。

 今後ベイリーは、自分に与えられた任務を全うし、多くの人々を救ってくれることとなるだろう。

written by Scarlet / edited by parumo


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