人は眠りに落ちる直前、創造力が最も解放されゾーンに突入する。そのひらめきを維持する方法 (2/3ページ)

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それから20分間の休憩を与える。ただし普通に休むのではなく、手に物を持ちながら、リクライニングシートでリラックスしてもらうのだ。

 うとうとして物を落としたら、そのときに何を考えていたのか実験者に伝えてもらい、再度数学にチャレンジしてもらった。

 その結果、確かに創造性が高まるゾーンがあるらしいことが確認された。N1ステージに入った人は、そうでない人に比べて、問題の正解率が3倍も高かったのだ。

 だが面白いことに、ぐっすり眠ってしまってはダメであるようだ。

 より深い眠りのステージ(N2)まで進んだ人は、N1ステージで目が覚めた人に比べて、正解率が6分の1でしかなかったからだ。

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 ウディエット氏によると、エジソンの発想術は、アレキサンダー大王やアインシュタインも実践していたフシがあるのだという。

 「偉大な発見につながった夢は、真夜中の夢ではなく、夢うつつの体験だったのかもしれません」と彼女は語る。

 エジソンやアインシュタインにあやかりたいと思ったら、ボールを片手に夢の世界を覗いてみるといいかもしれない。

 起きているときには思いもしなかった、目が覚めるようなアイデアがあなたを待っているかもしれない。

 この研究は『Science Advances』(21年12月8日付)に掲載された。

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