空気中には動物のDNAが漂っている。吸い込んで採取したDNAから動物を特定することに成功 (1/4ページ)

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空気中には動物のDNAが漂っている。吸い込んで採取したDNAから動物を特定することに成功
空気中には動物のDNAが漂っている。吸い込んで採取したDNAから動物を特定することに成功

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 私たちが何気なく吸い込んでいる空気には、生物のDNAが含まれている。これは環境DNA(eDNA)と呼ばれるもので、そこに生息する生物由来のDNAだ。

 ということは、空気中の環境DNAを調べれば、その周辺に生息する動物を特定することができるはずだ。

 そう考えたデンマークとイギリスの研究グループは、動物園に行き、数十種の環境DNAを掃除機のようなもので吸い込み、分析する手法を考案した。

 その結果、何の動物のDNAかを特定することができたという。

 この手法を使えば、絶滅が危惧される動物や、地域の生態系に悪影響を与える侵略的な外来種の分布を把握するうえで、強力なツールになると期待されている。

・そこにどんな動物が生息しているかを把握することの重要さ
 ある地域の生態系を守るには、そこにどのような動植物が存在するのかきちんと把握することが大切だ。

 しかし実際にそれをやるのは、やたらと骨が折れる。人間がどんなに会いたいと願っても、簡単に動物が姿を見せてくれるとは限らないからだ。

 だから隠しカメラを仕掛けたり、フンのような動物が残した痕跡を頼りにその存在を確認する。それはとても時間がかかる作業だ。
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