中日、又吉に続き高橋もFA流出か 昨オフから前兆アリ? 無視できない問題は財政難以外にも (1/2ページ)

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 「タッさん(立浪監督)、勝てなかったら、本当にヤバイよ」

 中日ドラゴンズのお膝元、愛知県でそんなことが囁かれていた。

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 立浪和義監督が中日指揮官となり、ファン、そして、地元は大きな期待を寄せていた。「ファン待望の監督」「就任を待ち望んで、ようやく誕生した指揮官」であることは説明するまでもないだろう。

 当然、その期待の大きさは親会社・中日グループも分かっている。しかし、補強と言えるような大きなテコ入れはされていない。

 「まさか、FAの人的補償で加入した岩嵜翔でお終いでは?」(地元メディア)

 そんな心配の声も聞かれた。

 中日に限った話ではないが、どの球団も経営が厳しい。コロナ禍により、チケット収入が大幅に激減した。一般論として、新監督が就任する際は“ご祝儀”的な感覚で、どの球団も大掛かり戦力補強を行う。それができなかった、いや、それでも少なすぎるというのが、地元ファン、関係者たちの感想だ。

 こんな情報も聞かれた。

 「立浪監督の誕生と同時に、コーチ人事も刷新されました。立浪監督が希望し、新たに就任が決まったコーチもいますが、そうではない人事も、実はあったんです。理由はカネです」(球界関係者)

 そのコーチ名は教えてくれなかったが、立浪監督に“妥協”してもらったという。

 「今オフの契約更改を見て、『球団も厳しい』と再認識させられた関係者もいました」(前出・同)

 関係者が懸念していたのが、高橋周平内野手と複数年契約を交わさなかったこと。

 高橋は、予定通り行けば、22年オフに国内FA権を取得する。

 「21年途中に交換トレードでやってきた加藤翔平、ピッチャーでは岡田俊哉、松葉貴大の両左腕も取得予定なんですが」(前出・同)

 高橋は21年シーズンこそ成績を落としているが、4番も務めたことのある中核スラッガーだ。

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