誰も助けてはくれない――雪道で動けなくなった1人の教師は投げやりになり「それなら、皆困ればいい」 (1/3ページ)
後ろに連なる車は皆、知らんぷりです――。
青森県在住のHさん(50代女性)から10年程前の体験談がJタウンネットに寄せられた。
毎日仕事帰りに入院中の父親の元へ、車で通っていたHさん。その日は雪のせいで路面の状態が悪く、道は渋滞していた。
そのため発進と停車の繰り返し。すると不幸にも車が動かなくなってしまったという。

心身共にヘトヘトなのに......。家庭の事情に加えて、困っているのに誰も手助けしてくれないという状況が重なり、投げやりな気持ちになってしまったそうだ。
Hさんの車が動かないと、後ろだって動けない。でも、助けてくれない人達なんて「困ればいい」。
そう思っていた彼女に、窓の外から声をかけた若者がいた。
「心身共にへとへとなのに、誰も助けてくれない」今から9年前の冬、父が癌で余命数ヶ月と宣告され、入院していた時のことです。
私は毎日、仕事が終わってから父のもとへと通っていました。
その日は日中の降雪で路面状況が非常に悪く、まるでモーグル会場のよう。皆のろのろ運転で、渋滞していました。
私の車は四輪駆動ではないので、停車する時には慎重に場所を選ばないと発進できなくなってしまいます。
ところが、渋滞のせいで思いも寄らないところで停車してしまい、前進もバックもできなくなってしまいました。

いろいろ試してみても動けません。氷の塊になってしまった雪はどけることもできません。
後ろに連なる車は皆、知らんぷりです。
日々、病状が悪化して苦しむ父。仕事の後、吹雪の中を30キロ走って病院へと向かう毎日。