コロナ禍の今だからお参りしたい!疫神を鎮め疫病退散にご利益がある今宮神社 【後編】 (2/7ページ)

Japaaan

(写真:T.TAKANO)

毎年4月第2日曜日に行われる大祭で京都三奇祭の一つに数えられる「やすらい祭」。かつて疫病は桜の花が散る頃に流行ると信じられていました。そこで、その季節に平安時代から「花鎮め」の祭礼が行われていました。

それが、「やすらい祭」で「やすらい花」と称される桜や椿などで飾った風流花傘に疫病を封じ込め、今宮神社境内の摂社疫社に封じ込める大祭です。

 疫病を封じ込める摂社の疫社。健康長寿・厄除にご利益がある。(写真:T.TAKANO)

風流花傘を中心に、鉄棒・鉦・督殿・御幣持・小鬼・赤熊の鬼・黒熊の鬼・太刀持・笛方・囃子方が行列を連ね、「やすらいの花や~」のかけ声とともに、祭を担う氏子が住む地域でお囃子に合わせ踊りながら練り歩きます。

そして、行列は今宮神社に向かい、社殿前で踊り、御幣を奉納。風流花傘の下に入ると、1年を通じて健康に過ごせるという言い伝えがあります。

「コロナ禍の今だからお参りしたい!疫神を鎮め疫病退散にご利益がある今宮神社 【後編】」のページです。デイリーニュースオンラインは、疫病ご利益神社カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る