残り100秒。人類滅亡までの残り時間を示す「世界終末時計」について知っておくべきこと (1/4ページ)
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世界の破滅、人類の滅亡までのカウントダウンを行なっている「世界終末時計」は、3年連続最短を記録し、残り100秒となっている。
新型コロナウイルス、気候変動の脅威など、世界は非常に危険な瞬間に直面していることは確かだが、今から100秒後にどうにかなるわけではない。
そもそも世界終末時計とはいったい何なのだろうか?誰が何を根拠に時刻を決めているのか?その見方は?ここでは、いまさら人に聞けない、世界終末時計について知っておくべきことをまとめてみた。
・世界終末時計とは?
世界終末時計は、その名の通り、世界が直面する脅威のレベルを評価して、人類が滅亡にどれほど近づいたのか表す時計だ。
終末時計は、1947年に『原子力科学者会報(Bulletin of the Atomic Scientists)』という学会によって考案された。