【続編】年金目当てに老人の遺体を担いできた男の1人は甥だったことが発覚 (3/4ページ)
でもその後、友人とおじを郵便局へ連れて行った。
おじを置いて郵便局から離れたのは、心臓発作を起こしたおじのことを身内に連絡しようと思っただけだ。 しかし、このデクランさんの主張を地域住民は誰1人信じていないようだ。
実は、デクランさんは住民たちには麻薬中毒者として知られており、過去にもおばからお金を盗んだとして非難されていたという。
そのため、今回もドイルさんの年金目当てでやったことだろうと、近所の人たちは怒りを隠せず、中にはデクランさんを「人でなし!」「最低野郎!」と罵って、殴った者もいるようだ。
目に青痣をつけながら、デクランさんはこのように語っている。
だから、前のおばの件があるから、今も自分がおじの年金目当てでやったと言われているけれど、だまし取ろうとなんてしていないって!もし部屋でおじが死んでたなら、死体を引きずって郵便局まで運ぶわけないじゃないか。
おばの件だって、彼女の家に銀行カードが届いたから、ピンナンバー(4桁のパスワード)をおばに聞いてお金を引き出そうとしただけなのに、詐欺扱いされたんだ。
クスリだってもうやってないし、止めて今年の5月で3年になる。町の人が言っていることはみんな出鱈目だ。記者のあんたならどれが真実か嘘かはわかるだろう!?これで自分が嘘をついているなら、よほどの演技力でオスカー賞を貰えるぐらいだよ。
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・ドイルさんの葬儀で棺を担ぐデクランさんの姿が
事件から数日後の1月24日、ドイルさんの葬儀が執り行われた。
デクランさんは、他の身内とともに、ドイルさんの棺を担ぐ棺側添人として姿を現したが、目の痣は痛々しく残ったままだ。
ドイルさんをよく知る隣人は、「本当にいい人だった。みんな大きなショックを受けている。