関ジャニ∞安田章大“逆境はねのける大胆発想”でみせた「大阪王将」の餃子レシピとは!? (4/5ページ)

日刊大衆

案の定、大倉からは「質素かな。野菜がほしいな」との意見が出、大阪王将勢も「見た目がイマイチ。餃子のタレは酢が強いので、酸味が立ちすぎている」と厳しくジャッジした。

 確かに余り餃子を崩して使うなら、いっそ全部バラシ、皮も麺に近づけ均等に切るなど工夫が必要だったろう。番組サイトにはこれまでの全メニューのレシピも載っているが、このチャンプルーは相当ジャンクなルックスをしている。その点では、ミキサーにかけられたバンバンジーの鶏胸肉も美味しそうには見えない。

■安田は『パニック!!』

 そこへ行くと、見た目はチャンプルー同様に茶褐色だが、安田の作品『パニック!!』はスイーツ風に仕上がっており、まったくもって斬新だ。安田はこのコーナーで片手で食べられる“ワンハンドグルメ”にこだわってきたといい、完成品を一見すると、具沢山のシュークリームに見える。

 実際、シュー生地を横半分にカットし、カスタードクリーム、ハルーミチーズ(塩漬けしたキプロス産のチーズ)、餃子、シナモンパウダー、生クリーム、チョコソースを中に挿んでいる。

 安田曰く、「(シナモンが入りの)チャイティーと餃子を一緒に食べることがよくあって。そのイメージ」で作ったという。これが辛党の大倉をして「すげぇ!美味しい」と笑顔にさせるほどの出来栄えで、大阪王将のゼネラルマネージャーをも「餃子特有の匂いをシナモンで調和している。世に出したい」と唸らせた。

 マネージャーは安田の企画力をともかく絶賛。そこから「社員にしたい」発言も飛び出したのだ。社長もまた、「まさしくパニックです」と度肝を抜かれたようだ。

■稀代のイノベーター

 そして、1位の丸山とは2点の僅差の78点で2位となった。だが、中華屋でバンバンジーと餃子をオーダーし、食べ合わせることはままある。口内で結果的には丸山のメニューと同じ味を誰もが経験しているのだ。つまり、あらかじめ予想できる味を一品に仕立て上げた。

 という点で、いささか予定調和的ではある。一方の安田のメニューは「餃子をチャイを飲みながら食べる」という、彼独自の激渋な食スタイルから発案されている。

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