時代劇は間違いだらけ?~其の二~「お銚子もう一本!」は間違い、湯屋では髪を洗わない… (5/5ページ)

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取り調べや調査のため「○○藩上屋敷」などと書かれた門札のまえに、門番が二人立っている様子を思い浮かべるのではないでしょうか。

しかしこれは時代劇だけのことで、説明しなくても視聴者にわかりやすいようにしたもので、当時は門札や表札は出していませんでした。

大名屋敷や役所、旗本屋敷など主要な建物も門札は掲げられておらず、訪ねる場所があるときは『江戸切絵図』という地図を購入して調べなければなりませんでした。

特に旗本屋敷が立ち並ぶ地域は「番町」と呼ばれ、同じような長屋が立ち並んでいて町人泣かせだったようです。

頼まれた魚が道迷いでとどけられなかったことが川柳にも書かれています。
「番町の魚のさがるほど尋ね」『俳風柳多留』
○○に魚を届けてやってくれ、と頼まれたが、場所がわからず魚が腐ってしまうほど長い間道を尋ねたということですね。

『江戸勝景』(歌川広重、国立国会図書館蔵)

参考文献:ビジュアル・ワイド江戸時代館
参考サイト:月桂冠

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