【実録レポ】にわか競馬女子、ついに馬券を買う (6/6ページ)
その優しさに感激してしまい、「今日はWINSデビュー戦だったんです、3,000円が1,000円になりました」と自慢したところ、「3,000円が1,000円?」と聞き返した上で、おじさまが私にかけた言葉は「それは、ほろ苦デビューでしたね」。「え? それってやっぱり、ほろ苦だったの?」
■冷静になって計算する必要はないかもしれない
よく考えれば、川田将雅騎手は1人しかおらず、川田将雅騎手がどんなにがんばっても1〜3位を独占することはあり得ません。つまり、川田将雅騎手に投票したといっても、それはあくまで1,100円のうちの300円。あとの800円は川田将雅騎手以外の、私のお気に入り騎手たちに投票しているのであって、その騎手たちが3位以内に入ってくれなければ、大きなリターンは望めないのです。
フェブラリーステークスについても同じで、1,000円のうち、福永祐一騎手に投票したのは100円分。残りの900円は他の騎手たちに投票している訳ですから、900円分は、2位にも3位にもならなかった騎手に投票していたことになります。
幸いあまり数学が得意ではないので、深く考えないようにすることにしますが、やっぱり「ほろ苦デビュー」。高校時代の、みごとに外しまくった英語のマークシートのテストを思い出し、これもある意味、私の才能かと思うのでした。
(文:いくえちゃん、イラスト:ユリコフ・カワヒロ)