米空軍、月軌道にスパイ衛星を周回させるプロジェクトを発表 (2/3ページ)
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・空軍が主導し宇宙軍が活用を考案
同プロジェクトは、米軍の諸機関が連携して行われる予定だ。CHPS衛星の開発は空軍が主導する一方、宇宙軍はそのもっともふさわしい活用法を考案する。
「シスルナ領域の状況を把握し、米国の活動に対する潜在的脅威を特定する最初のステップです」と、セキュア・ワールド・ファンデーションのプログラム計画責任者ブライアン・ウィーデン氏は語る。
空軍研究所は、CHPS以外にも、シスルナ領域向け小型人工衛星を研究したいと考えているようだ。
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・2025年に打ち上げ予定
どうも米軍は、状況の変化が想像以上に速いことに、焦りを感じているようだ。
「米国の宇宙システムへの脅威となりかねない敵対的活動が起きるだろうことは、数年前から予測されていました。ただ、ずっと先の話だろうと高をくくっていたのです」と、空軍研究所宇宙船局の責任者エリック・フェルト氏は話す。
「ところが、すでにたくさんの活動が行われていました」
「あまりのペースに、シスルナ領域関連の計画はあるが、もっと急がなくちゃならん、となったわけです。物事の動きは想像以上に速いぞ、とね」
CHPS衛星の具体的な打ち上げ時期は不明だ。目下、空軍研究所は人工衛星の開発を担うパートナーを探しているという。