日常的に着物を着ていた日本人が何故洋服を着るようになったのか、明治時代の「引札見本帖」に探る【前編】 (1/3ページ)

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日常的に着物を着ていた日本人が何故洋服を着るようになったのか、明治時代の「引札見本帖」に探る【前編】

もう春ですね、皆さんも新しい春の服が欲しいと思い始める時期ではないでしょうか。

日本人はもともと長い間“和服”を着て生活してきました。しかし今は“洋服”を着るのが普通であり、着物などの“和服”を着るのは特別な時でしょう。

日本人の着るものが、和服から洋服へと変遷していく黎明期を『引札見本帖』を参考にご紹介します。

引札見本帖とは 新意匠 引札見本帖 出典:国立国会図書館デジタルコレクション

新意匠 引札見本帖 出典:国立国会図書館デジタルコレクション

「引札(ひきふだ)」とは江戸・明治・大正時代初期まで、あらゆる商売をするお店が宣伝をするために作った“広告チラシ”のことです。

簡単迅速に“引札”を作る方法として『引札見本帖』という便利なものがありました。上掲の絵が見本帖の表紙です。

見本の内の一枚 新版引札見本帖 出典:国立国会図書館デジタルコレクション

見本の内の一枚 新版引札見本帖 出典:国立国会図書館デジタルコレクション

例えばその見本帖から上の絵柄を選んだとします。

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