「泣いてる姿を女子中学生に見られた私。『風が強くて怖くて家に帰れない』と伝えると...」(都道府県不明・30代男性) (2/3ページ)
私は急に怖くなり、家はすぐそこでしたが、それ以上前に進むことができなくなってしまいました。
「誰か泣いてるよ?」帰れない、怖い......。
小学校低学年だった私はそんな思いで、近くの役場の公衆電話の影に隠れて泣いていました。
しばらく時間が経つと
「誰か泣いてるよ?」
そんな声が聞こえました。

声の主は、役場の向かいにある中学校の女の子でした。確か3人いたと思います。
そして、彼女たちは私に
「どうしたの?」
と、優しく声をかけてくれました。
私は泣きじゃくりながら、「風が強くて怖くて家に帰れない」と伝えました。
家はどこ?と聞かれたのであそこだよと家の方角を伝えると、中学生の女の子たちは
「ついていってあげるから一緒に帰ろう」
と言ってくれ、一緒に帰ることになりました。
風を全く感じないことに気が付いて...彼女たちは私の自転車を代わりに押して歩いてくれました。
さっきまであれほど風が強かったのに、道中では全く風を感じないことに気がつきました。
私は怖くて俯いていたのですが、風が吹かないなと思い前を見ると、女の子たちが前に立って私を囲むように歩いてくれていたのです。
とても安心して、とても嬉しかったのを覚えています。

役場からはわずか300メートルの距離でしたので、家にはすぐ着きました。