「鎌倉殿の13人」いよいよ木曾義仲が登場!源頼朝と衝突した原因は?第13回「幼なじみの絆」予習 (5/5ページ)

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それにはよるべからず」
とて、土肥、梶原を先として、既に討手をさし向けらるる由聞こえしかば、木曽、真実意趣なき由を表さむがために、嫡子清水冠者義重とて、生年十一歳になる小冠者に、海野、望月、諏訪、藤沢などいう聞こゆる兵共を付けて、兵衛佐の許へ遣はす。兵衛佐、
「この上は、まことに意趣なかりけり。頼朝、いまだ成人の子を持たず。よしよし、さらば子にし申さむ」
とて、清水冠者を相具して、鎌倉へこそ帰られけれ。

※『平家物語』巻第七「清水冠者」より

かくして頼朝との和睦が成立し、後顧の憂いがなくなった義仲は平家打倒の上洛を急ぎ、かの叔父・行家らもそれにくっついていきました。

「……いいんですか?十郎(行家)殿は連れ戻さなくて」

「ふん、あやつはしょせん『獅子身中の虫(寄生虫)』よ。上洛を焦る木曽の生き血を散々にすすらせるがよかろう」

最期まで義仲に忠義を尽くし、武勇を奮う兼平。大河ドラマでも大活躍が期待される。歌川国芳「今井四郎兼平」

果たしてその予測通り、義仲らの勢力は内部から崩壊。後から乗り込んだ頼朝が漁夫の利を得るのですが、そのくだりは又の機会に。

第1回「大いなる小競り合い」の終盤でちょっとだけ姿を見せた木曽義仲がいよいよ本格始動。巴御前(演:秋元才加)や今井兼平はじめ、信濃武士団の活躍が楽しみですね!

※参考文献:

『NHK大河ドラマ・ガイド 鎌倉殿の13人 前編』NHK出版、2022年1月 『NHK2022年大河ドラマ 鎌倉殿の13人 完全読本』産経新聞出版、2022年1月

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