女性のためのスポットが充実。女子2人で競馬場に行ってみた (3/5ページ)
急がないと締め切りに間に合わなくなってしまい、それは大学受験のためマークシートを塗りつぶし続けた高校生活を否定することにもなるような気がして、必死です。
自動販売機で、馬券を購入、次はなにをするかなんてダラダラおしゃべりしていると、周囲が慌ただしくなり、馬場方面へ走り出している人が目立ちはじめ……。私もせいこちゃんも、みんなと同じ方向に走り出していました。そしてそこは、馬を目の前で見ることができる屋外の立ち見の空間。
「あ!」と声が出るかどうかの瞬間、10数頭の馬たちの姿と、予想を超える速いリズムで刻む蹄の音が、右側から現れて左に去っていきました。翼で飛んでいるような、それでいて、心地よく地面に響くビートは、私たちを現実の世界から切り離してくれます。これぞ、競馬場の醍醐味! なんと美しくて、迫力があるのでしょう。来てよかった!!
■競馬場を「余すことなく楽しむ」に全力を尽くす
そして、優雅な時間のために3,000円のK-Seatを確保したのに、我々は「お馬さん」追っかけを始めてしまいました。
席に戻って、数レースをまとめて予想した後、馬券をまとめて購入すると、どの馬の馬券を購入したかも忘れ、立ち見スペースでレースを熱く観戦。合間はパドックで歩く馬を見て「きれいね」を連呼。パドック内では、厩務員さんにベトーッと甘えている子、厩務員さんと歩調を合わせ颯爽に歩く子、キョロキョロしながら落ち着きなく引かれている子と、いろいろなお馬さんがいて楽しめます。また、パドック内にはお馬さんのうんちがあちこちに落ちていて、ちょっとだけ臭ったりもするけど、マスクがいい仕事をしてくれますから、それも愛嬌です。
メインの11レースが近づくにつれ、場内は混み合ってきます。その上、場内の雰囲気に慣れてくると、いろいろな風景が私たちの目に入ってくるようにもなります。
来場者は案外、家族連れが多く、ベビーカーをよく見かけます。