裏山にキツネ、門前には子供たち…鎌倉幕府の公式記録『吾妻鏡』が伝える鎌倉殿の御所事情 (5/5ページ)
西行の無欲ぶりを示すエピソードとして知られますが、ここで注目したいのは天下に名高き頼朝が住まう御所の門前で、当たり前のように子供たちが遊んでいるところ。
現代で言うなら、首相官邸のすぐ前で学校帰りの子供たちが缶蹴りとか縄跳びとかしているイメージでしょうか。次の瞬間、ガードマンが駆けつけて来そうですね。
裏山に狐が出る、門前で子供たちが遊んでいる……そんなのどかな鎌倉で、頼朝の武士団は助け合ったり殺し合ったり暮らしていたのでした。
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でも、そんな情景が描かれていると嬉しいです。
※参考文献:
細川重男『頼朝の武士団 鎌倉殿・御家人たちと本拠地「鎌倉」』朝日新書、2021年11月日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan