核兵器の爆発から生き残る方法を防衛専門家が解説 (2/5ページ)
さらに強烈な熱放射が衣服越しに皮膚を焼く。屋内にいればいいが、外にいても白っぽい色の衣服ならそれを和らげてくれる。
また目には見えないが、ガンマ線・X線・中性子といった膨大な核放射線を浴びることになる。熱と放射線を防げるものを探すべきだ。
これで核爆発の最初の数秒を生き残ったことになる。
それが広島型(TNT15キロトン相当の威力)よりも小さな戦術核兵器であることを願おう。
まだ生きているのなら、あなたは爆心地から離れたところにいたということだろう。だが次の数秒を生き延びるには、まだやることがある。
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・2. 爆風
次に来るのは爆風だ。高圧の衝撃波とそれに続く外に広がる爆風だが、しばしば爆心地へと戻っていく逆向きの風が吹くこともある。
これが爆心地から一定範囲内の建物をすべて破壊する。
たとえば15キロトンの核爆弾なら火球の半径は100メートル。1.6キロの範囲を完全に破壊する。
1キロトンの核爆弾なら、火球の半径は40メートル。400メートルの範囲に大きなダメージを与える。
衝撃波は音速(秒速343メートル)よりも速く移動する。したがって、爆心地から1キロ離れたところにいたとすると、3秒以内に衝撃波に襲われる。5キロ離れていても15秒未満だ。