核兵器の爆発から生き残る方法を防衛専門家が解説 (3/5ページ)
[画像を見る]
photo by Pixabay
熱と核放射線からも身を守らねばならない。そのためには安全な場所に避難しなければならないが、爆風で崩れるような建物はNGだ。
できれば補強された掩蔽壕や地下室に入るのがいい。地下室がない場合は、レンガやコンクリートの建物のできるだけ頑丈な場所を見つけよう。
進入してきた衝撃波は内壁に反射して、元の衝撃波と重なり、圧力が倍になる。なので建物の爆風を受ける側は避け、必ず伏せることだ。
補強された部屋がなければ、頑丈な机の下に潜るか、ベッドやソファの横(下ではない。コンクリートの板が落下した時、潰される恐れがある)で伏せる。
砕ける恐れがあるので、ドア・背の高い家具・窓からは離れること。壁が倒れた時は、瓦礫の隙間に入れば助かる可能性はある。
マンションの場合、建物の中心にある非常階段に逃げ込むといい。
木造・ファイバーセメント・プレハブの建物では、おそらく生き残れないだろう。また爆風が来たらアゴを開けて、鼓膜の両側に圧力がかかるようにする。
[画像を見る]
photo by iStock
・3. 放射性降下物
3番目に襲い掛かるのが放射性降下物、すなわち有害な放射性粒子の雲だ。
爆発で舞い上がり、風に乗って運ばれてくる途中、あらゆるものを汚染する。これは爆発から数時間から数日も続く。
英国とオーストラリアがマラリンガで行った実験では、爆心地から5~25キロの範囲に幅1キロにわたって放射性降下物がはっきりと残っていた。
これから身を守らねば、長生きはできない。